第14回は「日本人ダンカーといえばこの人!」といっても過言ではない、大阪エヴェッサに所属する熊谷尚也選手について紹介したいと思います。
ご存知の通りの跳躍力に加えて、栃木在籍時より平均得点が倍近く増えている熊谷選手。
注目ポイントと加えて、今後の勝手な期待なんかも紹介したいと思います。
1.プロフィール
所属・背番号:大阪エヴェッサ・27
出身高校・大学:九州産業大学付属九州産業高等学校→日本体育大学
前所属:栃木ブレックス
誕生日:1990/11/16
身長・体重:195cm・90kg
ポジション:SF
2.注目ポイント!「得点センスもこれから更に磨ける」
1.やっぱりすごい跳躍力
飛んだときの高さは日本人で1番なんじゃないでしょうか?
チームメイトの藤高選手もものすごいジャンプ力ですが、手の長さなども入れると熊谷選手の方が結果高いのかな~と思います。
オールスターでもイメージが強いですが、シーズン中にも軽々とアリウープもこなします。
私が初めて熊谷選手を見たのが、彼が大学4年時のvs実業団オールスター戦だったのですが、リバウンドのとき1人だけ手の位置が違ったのを覚えています。
恥ずかしながら、若干ミーハー気味の私は正直熊谷選手の存在をそのときまで知らなかったんですね。
調べてみると、なんと高校時代までは全国大会に出場したことが1度もなかったらしいですね~。
熊谷選手でもかつては「無名」ということに福岡県のレベルの高さも感じますが。。
2.「感覚」はこれからまだまだ伸びるはず
そんな熊谷選手は大学卒業後に栃木ブレックスに入団しました。
しかし、栃木ブレックスでは古川選手(現琉球)がいたこともあってか「得点」を求められる役割ではなかったように思えます。
(実際2016年シーズンの平均得点は4.4ptです)
リバウンドやダンクのイメージが強いせいか、熊谷選手の得点能力が低いと思われる方も多いと思いますが、非常にアウトサイドのシュートが上手い選手です。
手が大きいからか、非常に軽いシュートを放つのが印象的です。
瞬発力はもちろん抜群なので、あとは1on1やピック&ロールを「使う側」での経験をもっと積んでいけばおのずと得点は更に伸びてくるのかなと思います。
この辺はある程度「経験」がモノをいう領域だと思います。
というのも、Youtubeで比江島選手の高校1年時のプレーを見て、ロールターンやポンプフェイクなどを「磨き続けて来た」ので今があるんだな~と思ったためです。
「相変わらずクルクルやってるな~」と笑
熊谷選手もまだまだ若い選手ですし、何より栃木在籍時よりプレータイムがかなり多いので、今後も進化をし続けてくれると思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。