こんにちは、第11回はまだ2年目ながらも名古屋ダイヤモンドドルフィンズで活躍する安藤周人選手を紹介したいと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、安藤選手は青山学院時代から3Pシューターとして活躍してきました。
もちろん3Pの精度は非常に高いのですが、今後はもっとドリブルやピックアンドロールなど幅広いプレーに積極的に挑戦して欲しいと思います。
そんな安藤選手の魅力や目指して欲しい選手像について紹介したいと思います。
1.プロフィール
所属・背番号:名古屋ダイヤモンドドルフィンズ・9
前所属:
誕生日:1994/6/13
身長・体重:190cm・89kg
ポジション:SG
2.注目ポイント!「田中大貴選手を目指して欲しい」
1.ドリブルから崩すプレーを増やして欲しい
東京 田中大貴選手のプレーはシュータータイプのオールラウンダーにとって理想的だなと思います。
フリーでは勿論確率が高いですし、ピック&ロールからジャンプシュートやゴール下のフィニッシュも上手いです。
確かに安藤選手はその高い身体能力を活かしてかなりクイックに高い打点からシュートを放つことが出来ます。
大学時代もフェイスガードをされている中、わずかなズレでシュートを沈めていました。(3年時のインカレvs東海大学戦は圧巻でした。)
ただ、そのプレースタイルだとB1のレベルでコンスタントに15点近く稼ぐのは難しいと思います。
実際に身体能力が非常に高い馬場選手にマッチアップされていた時は青山学院は安藤選手がマークを外せない分、オフェンスの選択肢がかなり狭まっていました。
というわけで、田中選手を見習ってピック&ロールなどを使って「身体能力」以外でズレを作って得点チャンスを作れる選手を目指して欲しいです。
2.ドリブルによって3Pももっと活きる
当たり前のことですが、ドリブルによるパターンが増えれば相手ディフェンスはシュートへの警戒が薄れますよね。
大学時代も後半は「シュートを警戒しているところをドライブ」という流れが多かったのですが、今後はもっと駆け引きのパターンを増やして欲しいですね~。
そしてあの綺麗なシュートフォームから放たれるシュートや、力強いダンクシュートが見れる機会が増えれば非常にうれしいです!
3.「能力が高いプレーヤーほど遊び心を」
比江島選手や宇都選手といったドライブからの1on1が得意な選手を見ると、「小さいころから1on1が好きだったり、試合でドライブを求められ続けてきたんだな~」と思います。
彼らのドリブルには単なるスピードやハンドリングといったスキルだけでは表現できない上手さを感じます。
もちろん無駄なドリブルはするべきではないんですけれど、かといって「ボールミート→シュート」などと基本的なプレーしかしてこなかった選手にはそういうドライブって出来ないんだと思います。
特に身体能力が高いプレーヤーは、基本的なプレーで十分通用してしまうため多いんじゃないかなと思います。
安藤選手の青山学院時代の先輩の田中光選手なんて典型的なパターンだと思います。
リバウンドが強く、インサイドなのに3Pも上手いですが、1on1からの展開が少ない。
もちろんチームで求められる役割は人それぞれですし、全員がドリブルからの1on1を主体にしたら大変なことになりますが、少し「遊び心」をもったプレーも見たいな~というひとりごとでした。
最後までお読み頂きありがとうございました!