さて、第6回は滋賀レイクスターズのシューターとして活躍している狩野祐介選手を紹介したいと思います。
高校時代からスター選手として名を馳せていたので、狩野選手が学生だったころからファンだった方も多いのではないでしょうか?
私もその一人です。
狩野選手が4年時のインカレ決勝の勝利後のコートに倒れこむ姿は思わずもらい泣きしてしまいましたね~。
それでは紹介して行きたいと思います!
1.プロフィール
所属・背番号:滋賀レイクスターズ・34
前所属:東京エクセレンス
誕生日:1990/4/18
身長・体重:184cm・80kg
ポジション:SG
2.注目ポイント!「身体能力はむしろ低い」
1.大学4年次はスタメンを外れている
狩野選手は高校・大学時代と世代のトップ選手として活躍してきました。
特に高校2年時は現在チームメイトの並里選手もいたのでアップテンポな試合運びの中で良いリズムでシュートを数多く沈めていました。
大学でも名門東海大学でシューターとして大活躍。
何といっても確率が高いです。
ただ、大学四年時は一転してベンドラメ選手に一時期スタートを譲っていたんですね。
確かに、大黒柱であった現渋谷の満原選手がいなくなってから、フリーでシュートを打てる機会が減ったためか、以前より活躍していなかった印象がありました。
誤解を招かずに言えば狩野選手は身体能力が低いです。
(一般的にではなく、関東1部だったりB1の選手の中でという意味で)
特別ドリブルが上手いわけでもありませんし、打点もそれほど高くありません。
フィジカルも特別強くないので、大学四年時のvs青山学院戦で現広島の鵤選手とマッチアップしていた際は1対1で崩せていなかったイメージがあります。
2.なぜその身体能力で活躍できるのか?
第1回の現北海道の関野選手の記事でも言及しましたがステージが上がるほど身体能力やフィジカルが必要になってくる傾向はあると思っています。
高校時代に大スターだった選手が関東1部リーグに上がって目立たなくなる。
逆に、無名高校出身だが、能力の高い掘り出し物的な選手は大学で伸びて活躍する。
そんなケースいくらでもあると思います。
それでも狩野選手はB1のチームで主力として活躍し続けています。
それはやはり本人の努力によって作られた「シュート力」だと思っています。
どんな体勢でもシュートを決めてくる金丸選手と対照的に狩野選手のシュートはいつ見ても同じリズムで、力の無駄がないです。
もちろん他のプロ選手の練習量も半端じゃないと思いますが、狩野選手は更にすごいんだろうなと想像ができます。
なんだか記事を書いている途中にあのインカレ優勝時の名シーンを思い出して涙が出てきました。笑
「努力」という言葉が最も似合うピュアシューターである狩野選手の更なる活躍を期待しています。
最後には滋賀を優勝に導いて、あの男泣きがもう一度見たいです!
最後までお読み頂きありがとうございました。