日本のバスケで言いたい放題!

バスケットボールをこよなく愛するおじさんが高校・大学・Bリーグの選手やチームについて語ります。

【2010年 京北高校】 多くの人に興奮と感動を与えた3つのワケ

たまに2チャンネルなどの掲示板で「高校・大学の最強の代はどこか」みたいな話が繰り広げられますよね。

高校だと「田臥世代能代工業だ」「八村世代の明成が最強だ」

大学だと「2010~2011の青学だ」や「2016年の筑波大学の方が強い」など。

 

議論している当人達も比べることが出来ないことはわかっていると思うんですよ。

メンバーだけなら集めることが出来るかもしれませんが、八村選手が1年の時と3年の時では技術も違いますし、比較するのは無理です。

 

でも、私は高校・大学バスケが大好きなので気持ちがすごいわかります。

やっぱり見てて好きなチームってあるんですよね。

 

なので最強かどうかは置いといて、私の中でGOODなチームを紹介して行きたいと思います。

 

まず1回目は2010年 前川ジェシィ選手がキャプテンを務めていた頃の京北高校です!

 

 

 

1.メンバー構成

PG:2年・田渡凌選手(現横浜)

SG:2年・池田慶次郎選手(現三井住友海上

SF:3年・最上晃平選手

PF:3年・前川ジェシィ選手

C:3年・皆川徹選手(現富士通

 

他に主なシックスマンとして寺島悠登選手も活躍していました。

2010年ウィンターカップ vs北陸戦では6本近く連続で3Pを決めていましたね~。

 

 

2.注目ポイント3つ!

 

 1.豊富な速攻のバリエーション

 

「速攻」というとセンターがリバウンドをとってからレイアップに行くという比較的単純なプレイを考えるかたが多いと思いますし、実際そうだと思います。

 

しかし、この代の京北高校はその単純な「速攻」も何パターンかありました。

体勢が悪い状態でセンターからボールを受けたガードが一旦ボールを後ろに戻して、その間にリングに向かって走ったり、速攻の途中でハンドオフしてジャンプシュートを打ったりなど。

 

PG~PFまでの選手が皆器用なので、「PGがボールをもらう」というルールなしに、早くチームとして速攻を出すことに集中できるんですね。

 

 2.「お馴染みの」ツーガード

 

田渡選手と池田選手のツーガードが見ていて非常にエキサイティングです。

二人とも得点力があり、何より早い!

 

彼らは当時2年生でしたが、この代は皆川選手がいたこともあってオフェンスに集中できるからか思い切りプレーできている気はします。

 

田渡選手がフェイスガードされることが多いのですが、その時の池田選手からのバックドアパスがたまらなくかっこよいです!

 

 

 3.前川ジェシィ選手

非常に好きな選手でした。

もはやYoutube上で見ているだけでも非常にキャプテンシーを感じますし、自ら点も取れるのに、あえて目立たないプレーに注力しているところが良いですね~。

 

前川選手は180cm少しの身長なのですが、リバウンドや相手インサイドのポストプレーも持ち前の能力を活かして守りきります。

 

2010年のvs北陸戦の野本選手とのマッチアップは非常に白熱していました。

 

また、ブロックやリバウンドのタイミング(勘?)が非常に良い選手です。

かなりブロックの数は多かったと思います。

 

今はどうしているんでしょうかね~。

確か関東学院大学でキャプテンをしていたのですが、怪我で終盤は出ていない状態だったと思います。

 

3.思い出の試合

インターハイのvs明成戦やウィンターカップのvs北陸戦も良かったですが、あえて1位を選ぶならばウィンターカップ3位決定戦のv市立船橋戦です。

 

序盤は市立船橋に3Pを大量に決められリードを許すのですが、後半から速攻を連発し、確か20点近いビハインドを巻き返しました。

 

試合に勝った後の田渡選手の涙にはこちらも涙ぐんでしまいましたね~。

 

www.youtube.com

 

あとBGMの歌が良いですね~。

 

別の記事で田渡選手についても紹介してます!

japan-bleague-college.hatenablog.com

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。