こんにちは、第4回では北陸高校時代はウィンターカップ優勝の立役者となり、世代トッププレイヤーとして活躍を続けてきた川崎ブレイブサンダースの野本健吾選手を紹介したいと思います。
特に高校2年時のvs京北戦は最も好きなゲームの一つです。
野本選手は当時から200cmの身長にもかかわらずオールラウンドに得点を量産していました。
1.プロフィール
所属・背番号:川崎ブレイブサンダース・11
出身高校・大学:北陸高校→青山学院大学
前所属:なし
誕生日:1992/4/25
身長・体重:200cm・98kg
ポジション:SF
「動ける2m級の選手」も最近は増えてきましたが、野本選手のように高いレベルで実現できるプレイヤーはまだまだ数少ないと思います。
張本選手(名古屋)や小野選手(千葉)と比べても機動力という点では間違いなく勝っています。
2.注目ポイント!「ポテンシャルの持ち腐れ??」
1.実力は文句なしの世代トップ選手
特に野本選手が高校3年時のウィンターカップは圧巻の活躍でした。
準決勝の京北高戦ではミスマッチをついてポストアップ、相手センターにマッチアップされたときは外からドライブでリングにアタックする。
また、決勝の福岡第一戦では流れが悪くなりそうなところを何度も野本選手がオフェンスリバウンドからの得点で断ち切っていました。
スキルだけでなく、献身的でガッツのあるプレーも見所ですね~。
青山学院に入ってからはドライブ・シュートの精度を更に上げて下級生から活躍していました。
トーナメント決勝のvs東海大学戦で永吉選手・張本選手・野本選手が同時に出たときの3・2のゾーンは見ていてわくわくしましたね~。
2.永吉選手・張本選手を見習ってほしい
ところが、その世代トップ選手の野本選手は学生時代ほど輝いていません。
いや、誤解を恐れずに言えば「輝ける環境に身を置いていない」気がします。
B1の中でも強豪の川崎ブレイブサンダーズに入団したものの、現在多少増えたとはいえ平均プレイタイムは10分にも届いていません。
第一回の富山 大塚選手の記事にも書きましたが、どんな実力があるプレイヤーもある程度のプレイイングタイムがないと大活躍することは難しいと思います。
特に野本選手はものすごくメンタルが強いタイプには見えませんし、ピンポイントでの出場では本来の実力を発揮できないのかなと思います。
「B1トップチームでも、出れないならそこまで」的な非常に厳しい意見もあると思いますが、現在大活躍の宇都選手(富山)もアルバルク時代はプレイ時間も少なく、お世辞にも今ほど活躍しているとはいえませんでした。(バックコートのDFは脅威的でしたが。。)
他にもプレイイングタイムを得たことで実力を発揮しているプレイヤーは多いと思います。
比江島選手や田中選手レベルだけではないでしょうか、ステージが変わってもすぐに適応できる選手は。
なので、野本選手にも青山学院時代の先輩である永吉選手・張本選手を見習ってプレイイングタイムの貰えるチームに移って欲しいですね。
個人的には横浜あたりに移ってもらいたいと思います。
田渡選手と満田選手と同じチームとか、当時の高校バスケが大好きな私からすれば考えるだけでわくわくしてしまいます。笑
これからの野本選手の活躍に期待したいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
宇都選手や田渡選手についても紹介していますので良ければお読みくださいませ。
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