日本のバスケで言いたい放題!

バスケットボールをこよなく愛するおじさんが高校・大学・Bリーグの選手やチームについて語ります。

Bリーグでの比江島慎の得点スタイルの変化(3P依存度への分析を基に)

ワールドカップは終わったのですが、やはり試合が面白いので何度も見てしまいます。

特にフィンランド戦とベネズエラ戦は漫画のような展開で何度見ても鳥肌が立ちます。

 

他方で比江島選手はあんな3Pを打つスタイルだったのだろうかとふと気になりました。

確かにここ数年はBリーグでも積極的に打っていますが、高校時代はハイポストからの1on1も多かったですし、大学時代はウイングからゴール下までドライブで積極果敢に攻めるシーンが印象的です。JBL/Bリーグ初期も、外国人選手が多いのでゴール下でこそ得点を取るシーンは減りましたが、3Pラインの数歩前からのジャンパーが多かった印象。

むしろ大学くらいまでは3Pが上手い印象はなかったんですよね。

 

ただし、日本代表のみならず、実際直近の数値を見ても3Pへの依存度が上がっていることが見て取れます。

 

 

17-18シーズンは得点の2割程度にも関わらず、22-23は45%で、半分近い数値です。

この3P依存率 (※オフィシャルな指標ではありません) は3Pの印象が強い富樫選手でも平均50%程度なので、比江島選手がいかに3Pを多く成功しているかがわかります。

3Pの依存度が高まったからといって、3Pラインの外でシュータープレイをしているわけではなく、ゴリゴリゴール下も攻めてることがFTの得点率の高さから伺えます。

三河時代(16-17や17-18シーズン)は点取り屋モードだったので、3Pは少ないならも、2Pで相当を稼いでいます。これはこれですごいですね。

 

23-24は3Pもっと増えるのではないかなと思っています.. プレシーズンの試合とか見てると、相当3Pに自信もって売ってますからね。目指せ3P依存度50%でしょうか。

 

お読みいただきありがとうございました。

日本のバスケはなぜ強くなったのか? (2006年 スペイン戦を見ての感想)

ワールドカップが終わってから日本代表ロスになり、過去の代表戦含めて色々動画を漁っておりました。その中で見つけたのがこちら。

www.youtube.com

最終スコアはダブルスコア近いので、「やっぱり最近の日本は強くなった(というか世界と戦えるようになった)」のは事実だと思いますが、選手個々の能力が上がったかというと必ずしもそうではないな~と。八村・渡邊選手は少し例外ですが...ただし今回渡邊選手のワンマンチームというわけでもなかったので、例外を除いても「個々の能力以上に日本が強くなった」ことは言えるんだと思います。

 

例えば当時の桜井選手や網野選手は195cm近くでバリバリ動ける。馬場選手程のダンクはないかもしれないですが、スキルセット的にいうと正直高い。

また、山田大治選手なんて2mあってオフェンスがめちゃくちゃ起用です。(これが一番びっくりした)正直川真田選手や井上選手はこのオフェンスは出来ないです。

 

ただ、事実として近年(というか今回のワールドカップ)で世界と戦った際に日本が強くなったことは事実で、その要因を考えてみたいと思います。

 

①インサイドのDF強度が上がった(ただしオフェンスは昔の方が器用)

先ほど「2006年の方がインサイドのOFは器用だった」と書きましたが、一方でインサイドのDF強度は今のインサイド陣の方が明らかに高いです。(フランス戦の川真田選手は1on1で普通に止めてましたし)

ダブルチームの寄りが甘い等の問題もありますが、インサイド入ったらすぐ点を入れられてしまいます。

 

これは当時は高校/大学バスケにおいて留学生は一般的ではなく、竹内兄弟や山田選手といった日本人ビッグマンは「点を取ること」が求められていた一方、強度の高いDFは(相対的には)求められなかったことが理由だと考えています。

当時JBLはon 1だったと思うので、基本マッチアップは日本人選手ですしね。(2006年よりは後ですが当時外国人+帰化した桜木JR選手+竹内公輔選手がいたアイシンがチート急に強かった記憶があります)

 

国際大会では日本人は体格で劣ることが多いので、結局国内ほど日本人ビッグマンはオフェンスで活躍しきれない。ただしOFしない(アウトサイドに任せる)ことはできても「DFしない」ことは選べないので、結果としてDF側にインサイドの役割を振った近年の方が海外との差が少ないということかなと思います。

 

逆に近年は全国レベルだと高校/大学でも留学生センターは当たり前。Bリーグでも帰化選手も増えてきたのでマッチアップは避けられませんからね。

 

② (①の結果として)特にガード陣の得点能力が上がった

 

インサイドのOF/DF以外の違いとして、2006年当時は「PGはボール運びしてウイングのフォワード陣にパスを捌く(その後1on1で攻める)」という役割が色濃く出ています。

これは①の理由ゆえにガードは国際戦以外でもアグレッシブに攻めることは(相対的には)求められてなかったんだと思います。ゆえにPGの役割も少なく、SGも基本はキャッチ&シュートのみ。

2006年を見るとPGがキープしてる間にオフボールでフォワード陣がボールをもらう→その後なんとか1on1で攻める、という形に終始してるように見えます。

 

①と同様で、やはり国際大会では体格差(今回身長というよりフィジカル)があるので、オフボールで崩すのは結構大変(バスケはオフボールのフィジカルコンタクトに寛容なので)で、結局かなり苦しい体制から1on1が繰り返され、スペースもないのでターンオーバーが起こるという構造。

 

であれば、近年の様にボール回しが少なくとも、フィジカルコンタクトが少なく、かつ飛び道具の3Pがオフェンスオプションとして存在するオンボール中心に崩した方が、海外戦では相対的に勝ち目はありますよね。

 

近年のBリーグは、外国人選手のレベルが上がり拮抗してるだけに、日本人ガードプレイヤーが(総得点は少なくとも)勝敗の結果を握ることが多いので。富樫選手、比江島選手、川村選手はもちろん、安藤選手や岸本選手なんか典型的だと思います。逆にボール運びしてパスするだけだと、中々差別化できないです。

 

③ (②と近いですが)3Pをプルアップで打つ頻度/確率が上がった

ガード陣がトップから攻めることを求められた結果でもありますが、特にプルアップで3Pを打つのが増えました。富樫選手や昔からやってましたが、近年でもまだ多くはないです。ただしこの代表では富樫、河村、比江島選手が多くのシュートをプルアップで沈めてました。

バスケットは期待値のスポーツなので、当たり前なんですが(国際大会での体格差を押し切って)2Pを1/2で決めるのと3Pを1/3で決めるのは同じなんですよね。なので純粋にオフェンスの比率として3Pが増えたことが純粋に体格で劣る日本の勝率を上げている気がします。

 

ちなみに「比江島選手は結構前から代表じゃん」というヒトいると思いますが、少なくとも大学時代くらいまでは比江島選手、全然3P打ちませんでしたからね。(ミドルは多かったですが)日本のバスケを取り巻く環境が変わると当時に比江島選手のスキルセットも変わっていったということだと思います。

 

④帰化選手の存在

これは正直めちゃくちゃでかいです。

 

もちろん各選手個人の努力もありますが、今回は少し留学生の増加やBリーグのルール等、構造的な部分から日本のバスケの進化を考察してみました。

 

読んでいただきありがとうございました。

日本人ビッグマンはプロを目指すべきではないのか?

タイトルがやや刺激的で恐縮ですが、決してネガティブな内容ではないのでお楽しみください。

 

この記事を書こうと思った背景として、前ブログの川真田選手件と、高校/大学バスケファンとして過去から感じていたことの2点があります。

 

前者はこちら参照ですが、なぜ川真田選手(や吉井選手/井上選手)といったポテンシャルの高いインサイドプレイヤーがBリーグではそれほどプレイタイムが得られないのか、それがポテンシャルを解放する妨げになってるのではないかという思い。

japan-bleague-college.hatenablog.com

 

後者も近いのですが、高校/大学バスケまで vs Bリーグでは外国人選手のレベルが違いすぎるんですよね。高校/大学でやっとの思いで外国人選手と渡り合えるようになって(そもそも渡り合えるプレイヤーもごく一部)、そのままプロにいったら体格・運動能力・スキルが全然レベルの違う外国人選手との争いを強いられる。

実際高校/大学バスケでは圧倒的だったバンバ選手も一時は川崎に在籍していましたが、正直言うとあまり活躍できずに去っていってしまいました。

これらは実際プレイタイムを見ると明らかだと思います。
22-23年リーグでPF/Cで登録している選手をプレイタイム順で並べると外国人選手が上位を独占し、日本人選手は10分未満に留まるプレイヤーも多いです。

上位30位の顔ぶれ

68位でようやくシェーファー選手が

途切れて恐縮ですが最後まで

この顔ぶれを見て、学生バスケファンならわかると思うのですが、彼らはそれぞれの代では圧倒的なトッププレイヤーだったんですよね。


PG/SGは日本人が大半ということを考えると、日本人ビッグマンは明らかにBリーグでのプレイタイムが短く、仮に(本当に仮にです..笑)私が高校バスケで身長2mある息子を持っていたとしたら、運動神経・ハンドリング含めてトップクラスでない限り、「バスケで金稼げないから勉強しなさい」というと思います。これ冗談ではないです。

だって、この面々ですらプレイタイムに留まってしまうのですから。

 

もしくはSFに転向するかでしょうか。小野選手、杉浦選手、増田選手などは学生時代はインサイド中心でしたが、アウトサイドプレーも上手く、Bリーグでも上手く適応してますよね。(口で言う程簡単ではないですが...)

SFのみ抜粋(SG/SFは除く)プレイタイム順


当然レベルの高い外国人選手が増えた結果、日本人のレベルも上がっているのは間違いないので、ひとえに鎖国しろということではないですが、インサイドとして高いレベルを目指すにしても、身長は高いながらSFに転向するにしろ、Bリーグという(ほとんどの人にとってのバスケの)出口がこのような状況になった以上、中学・高校等からより一層将来を見据えた指導が求められるなぁと思った次第です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

【日本代表強化試合 vs アンゴラ】川真田選手のポテンシャルと勿体無さ & 試合の感想

4年ぶりくらいです、仕事で忙殺されておりブログを更新する時間もありませんでした。
(試合も日本代表戦やチャンピョンシップは見ていたのですが、それ以外は見てハイライトに留まるくらい。。)

 

本日アンゴラ戦はフルで拝見しました。めちゃくちゃ面白かったです。

富永選手、馬場選手、冨樫選手などの活躍はもちろんですが、川真田選手のディフェンス&リバウンドが良かった。あと吉井選手や井上選手も。

日本人選手でここまでフィジカルに戦えて、かつ瞬発力でも劣らない選手はNBA組を除くとあまりいなかった印象です。

 

一方、オフェンス面では中々オプションとなるような動きは正直できていないと思っており、当然チームとしてアウトサイドで攻める方針なのでしょうが、
このくらい瞬発力もある選手のポテンシャルを活かしきれてないのかなと思いました。

 

これはどちらかというと日本代表としての使い方以前にBリーグのシーズン中にそもそもオフェンスの起点になる機会が少ないのかなと思いました。
※上記のとおり、私は近年フルでゲームを見切れてないのであくまで推察です

 

やはりチャンピョンシップを見た限りでも、一部の日本人選手を除くと、オフェンスのオプションは外国人選手に偏るようになってます。
また、帰化選手もかなり増えてるので、その辺りを考慮しても日本人インサイドのプレイヤーは相当起用しづらくなっていて、川真田選手レベルでも「外国人/帰化選手を休ませる繋ぎとして、DFとリバウンドを期待するプレイヤー」として起用されている気がしました。

 

実際、プレイタイム見ると、本日のアンゴラ戦は25分に対し、平均13分と(代表戦よりレベルは落ちるであろうBリーグの方が)少なくなっています。

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もちろん川真田選手を始めとする日本人選手が外国人/帰化選手に劣らないオフェンス力を身につければプレイタイムは増えるのでしょうが、そこは鶏卵の問題だと思っていて、機会を与えないと中々成長できないと思うんですよね。

 

なので本当に例えばですが、そういう日本人選手はどこかのチームがリスクをとってプレイタイム+オフェンスの起点となる機会を与えるとか、外国人選手的に何らかのカウントをして少なくともプレイタイム的には頼らざるを得ない構造にしてしまうなどもオプションとして考えても良いのかなと思いました。(実際には非常に難しいと思いますが)

 

いずれにしても、本当にポテンシャルがあると思っただけに、DFやリバウンドに加えて、オフェンス面での活躍も見たいと思ってしまいました。
Wユーキのガード陣以外だと、フィジカルに来る相手に切り込めるのは渡邊選手、馬場選手、比江島選手くらいかなと今日パッと見たところ思ってしまい、インサイドもゴリゴリのポストプレイではないにしても、何らか仕掛けができると更に面白いな〜と。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

【vsNZ】八村選手とファジーカス選手の賢さ

今更ニュージーランド戦を見終わりました。

 

「八村無双」という記事も見かけましたが、何だか否定をしたい気持ち半分(他の選手もいるぞ、という)と、

八村選手が更に上手くなりすぎて否定できない気持ちと半々、というところでしょうか。

 

八村選手の個人技も良かったのですが、大きく2つのポイントがあったと思っています。

 

1つ目は、八村選手とファジーカス選手の連携です。

 

3Qに、八村選手がハイポストに上がって、ファジーカス選手が逆サイドから飛び込んだシーンが印象的でした。

1Qの最初の得点シーンも少し似てて、八村選手が逆サイドから飛び込んでゴール下を決めています。(これはファジーカス選手が直接は絡んでないですが)

 

どちらの選手も、アウトサイドもできるかつ、スペーシングが上手いので、もう片方の選手がゴール下のスペースを広く使えるんだなと。

 

また、比江島選手は積極的にインサイドにスクリーンをかけて、飛び込ませるような動きをさせるので

地味に良いなと思いました。

 

2つ目は、ピックアンドロールです。

 

これは、田中選手や比江島選手の賢さも光ったなと。

 

通常ピックアンドロールでは、ゴール下へのタッチダウンパスを狙いたい(序盤は何個かありました)ですが、

まぁニュージーランドもうまいし、大きいので簡単に割り込めません。

 

なので、日本は今回スイッチだけさせて、また八村選手やファジーカス選手にポストアップさせるという

動きが多かったです。

 

無理にガードプレーヤーが突っ込むと、ターンオーバーも起こるので、相手のビッグマンがスクリーンの対応のためにチェンジした際に、引きつけて、比較的ゴールから遠くても良いのでとりあえずミスマッチを作るという動きが良かったと思います。

 

八村選手のポストアップも正マークマン意外と対峙したシーンも多かったですね。

 

この辺り、無理に1on1に固執せず、オフェンスが上手くいった要因だと思います。

 

これに渡邊選手と富樫選手ですか、、楽しみですね。

安藤選手とベンドラメ選手の活躍も個人的には非常に嬉しかったので、私得な試合でした。

 

ちょっと短いですが、また更新したいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

変わらない福岡第一のバスケ

福岡第一がインターハイ優勝しましたね、おめでとうございます。

(そもそも、情報が遅くて恐縮ですが、最近ようやくフルで拝見しました)

 

まぁ河村選手がうまいというのもあるんですが、本当に福岡第一のバスケットは見ていて面白いなぁと。

控えのプレーヤーが後半出てきても、同じようにスピーディーなバスケットをするんですよね。

 

今回は面白いかは主観なのでさておき、あのスピード感のあるバスケットが変わらず福岡第一の強みであり続けることが、なんだか素晴らしい気がしました。

 

プロのチームでも、1人の選手が抜けると大きくチームの戦術が変わることもあります。

ましてや、高校生は地理的な要因もあるので選手の選択も限られますし、ほぼ2年半しかチームに所属できないので、チームとしてのカラーを継続して出すのは困難だと思っています。

 

ただ、福岡第一のバスケットは、根っこの部分では並里選手がいた時も、玉井選手がいた時も、重富兄弟がいた時も変わってないよなと。

留学生プレーヤーが日本人プレーヤーに劣らずとも頑張って速攻を走ったり、悔しがったりする場面も変わらない気がします。

(一部異なる時期もありましたが、笑)

 

 

 

話は変わって、ビジネスの話で、結構何十年か前にグローバル化が叫ばれた際に流行りにのって海外展開したり、儲からないからといって、今まで培った事業を切り捨てた企業って今結構苦しいですよね。

それで、意外とここ数年は地道にコアの事業を育ててきた企業が安定したりしてます。

(景気的に見えにくいかもしれませんが)

 

何だか、一時期福岡大濠が表に出て苦しんでいた時期を見ているので、そんなスタンスを崩さず、今結果を出している福岡第一を見ると何だか嬉しい、というかスゴイなぁと感じますね。

 

また、国体やウィンターカップも楽しみにしたいと思います。

とりあえず、お盆休みをもらえたのでバスケット情報にキャッチアップしたいと思う長期休み初日でした。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

 

 

SEMI FINAL予想 栃木は千葉に勝てない気がする

お久しぶりです。前回の記事の書き出しも「お久しぶりです」と始まった気がしますが、気にせず行きましょう。

今シーズンは後半2ヶ月くらいはあまりゲームを見れてなかったのですが、このGWでハイライトを中心にキャッチアップ(?)してきました。

正直全て見てるわけではないので、昨シーズンより考察が甘いかもしれませんが明日から始まるセミファイナルの予想でもしたいと思います。

 

今回は一部「事実上のファイナル」と言われている千葉vs栃木をピックアップしたいと思います。

 

結論からいうと、千葉が勝つんじゃないかなと。

 

一番大きい理由は富樫選手が止められないからです。

 

スタッツ上は大きな変化がないのですが、今シーズンは特に後半、調子が良いように感じます。

というか、富樫選手くらいだと、毎年スタッツが落ちてないというのが、富樫選手自身がレベルアップしてる証拠かなと(当然周囲の対策のレベルは上がるので、、)

3pやフローターももちろんですが、パーカー選手やエドワーズ選手とのアリウープも冴えています。

前回の富山戦なんか、ピック&ロールからの展開が全く止めれてなかったというのが印象です。

 

栃木はDFが良いので問題ないのでは?と思う方も多いと思いますが、一言でDF力といっても、個人の力が強いパターンと、チームとしてのDFが良いという2つあると思っています。

 

栃木は後者だと思っているので、千葉のようなある程度富樫選手がワンマン的に点を取ってくると(かつ調子が良いとなると)かなり厳しいと思います。外からボコボコ決められてしまうと、もはやチームDFの余地もないという状況に。

 

昨年のファイナルでは東京が千葉を下しましたが、あの時は安藤選手・小島選手がかなりタイトに付いてうまく抑えていました。しかし、栃木はDFの俊敏さという観点では東京には劣ると思うので、昨年と同様の形にはならないのかなと。

 

その他に千葉が勝つと思う理由は、単純に千葉のインサイド陣のOF力が高いからです。

 

これも富樫選手が止めれないケースと同じなのですが、栃木からすると「普通に1on1で止めれない」という状況が一番嫌なんじゃないかなと思います。

ある意味対策出来ないですからね。

 

特にエドワーズ選手とダンカン選手は個人技がうまいので(特にエドワーズがめちゃくちゃ強くなってるイメージ)栃木からすると警戒ポイントだとは思います。

 

とはいえ富樫選手のアウトサイドが不調となると、総合力という観点では栃木が上だと思うので、結果はまだまだわかりません。

ただ、富樫選手は勝負強いですし、「不調」というのはありえないかなと思います。

直近のオールジャパンの決勝が思い出されますね。。

 

栃木の打ち手としては、田臥選手や渡邊選手がつくよりも、遠藤選手や鵤選手がかなりフィジカルに守って欲しいなと思います。

フェイスガードで、ボディチェックをかなり厳しく(ファールも恐れず)行えば富樫選手は嫌なんじゃないかなと思ったり。

あと、個人的には比江島選手の個人技にも期待したいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

また時間を見つけて更新してくので、どうぞお願いします。